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スタッフレポート

2019年12月4日

予防歯科Q&Aについて、勉強会で発表して

食品に関する質問  

Q:キシリトール入りのガムには多くの種類がありますが、市販品と歯科専売品でどのように違いが

       あるのでしょうか?  

A:歯科専売品は市販品と比べて,う蝕予防効果の向上が期待されます     

      チューインガム(ガム)     

      もともと主にその味と爽快感を楽しむ嗜好品として消費されていた

                   ↓     

      1990年頃から砂糖ではなく代用甘味料が添加された製品が多く販売されるように なった

    (国民の健康意識の高まりを受けて)  

      ガムに添加される代用甘味料

   キシリトール

   ソルビトール

   アスパルテーム     など

       * プラーク中の細菌による発酵性が低く、う蝕の原因となる有機酸が ほとんど産生

                              されないという特徴がある

            * ガムを噛むことにより唾液の分泌が促進される

               ↑     

                       代用甘味料を添加したガムの常用がう蝕を予防すると考えられる

          多くのガムでは複数の代用甘味料がさまざまな割合で配合されている

                     (人々の嗜好に合う甘さにするなどの目的)    

        最近では、代用甘味料以外に

      リン酸化オリゴ糖カルシウム(POS-Ca) カゼインホスホペプチド(CPP-ACP)

                ↑

                                エナメル質の再石灰化を促進させる

      歯科専売品にはリン酸化オリゴ糖カルシウム、カゼインホスホペプチドなどの 成分や

              キシリトールの配合を高めたもの、フッ化物を加えたものがあり、市販品 と比べてう蝕

              予防効果の向上が期待されている。

 

歯磨剤に関する質問   

Q:患者さんから、「歯磨き粉の研磨剤が歯を削ると聞いたから、使いたくない」と 言われました。

      実際、どうなのでしょうか?    

A:一生使っても、健康障害が出るほど歯面が削られることはありません   

      実験では清掃剤(研磨剤)は歯を削るが、一生涯使用しても健康障害が出るほど削れることはない

                 ↑        

      歯ブラシの毛の硬さ、ブラッシング圧のほうが研磨性に影響する  

    日本で販売されている清掃剤の配合割合は、ペーストタイプの歯磨剤では10~60%ですが、現在の

      製品の配合量は以前より少なく、研磨性が低く抑えられている。清掃剤無配合のジェルタイプは、

      歯根露出や知覚過敏などで歯面への刺激を抑えたい患者さんに利用できる。    

 

【感想】    

この「Q&A」は、今話題になっていることや、患者さんから質問されて説明に困ったことなどの疑問

に現在のエビデンスをもとに答えられているので、参考にしていきたい。

                       衛生士 赤木               

  2019/12/04   ふくだ歯科
タグ:予防歯科