このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

スタッフレポート

平成24年度歯科医療安全研修会に参加して

「歯科治療時における全身管理~偶発症も含む~」

 

 

効果的なバイタルサインの把握

歯科治療に際して、患者各位の安全性を確保するためには、バイタルサインの基幹である血圧/脈拍の数値と循環機能との関係を理解することが不可欠である。

 

 

☆血圧

※収縮期血圧180mmHg以上、拡張期血圧110mmHgは歯科治療中止

 

平均血圧=最低血圧×(最高血圧-最低血圧)/3

平均血圧は50~150mmHgを保つ

     平均血圧が150mmHg以上…椅子を起こして頭を高くし安静にする

     平均血圧が50mmHg以下…頭を低くして、脳に酸素を送る

 

 

☆脈拍

橈骨動脈の触診

手関節の橈骨(親指)を走行している動脈

 

心拍数は50~100回/分に保つ

    心拍数が100回/分以上…心臓の酸素が不足

    心拍数が50回/分以下…脳の酸素が不足

 

 

☆RPP

RPP…心拍血圧積

心臓が必要とする酸素量をあらわす

RPP=最高血圧(収縮期血圧)×心拍数

正常範囲は7,000~12,000

14,000以上の場合は歯科治療中止、または降圧・脈拍の制御が必要

 

 

☆酸素飽和度

健康成人の酸素飽和度は99~98%

酸素飽和度が94%以下では循環/呼吸状態のチェックが必要で、

酸素吸入などの処置が必要

 

チアノーゼ…皮膚や粘膜が青紫色になった状態のこと

 

パルオキシメーターは酸素飽和度が非侵襲的に計測できるため、

低酸素状態を早期に検出することが可能

 

 

まとめ・感想

今回、歯科医療安全研修会にして、患者さんの現在の健康状態を把握し、起こりうる問題を予想し、

予防することがいかに重要であるかを再確認しました。

バイタルサインは患者さんの現状の把握をするために必要不可欠であり、万が一の緊急事態を予知・回避

することが可能です。歯科診療では死に直結する場面は少ないですが、私たち歯科衛生士も医療従事者

として基本的な医療知識を身に付けていかなければならないなと思いました。

                                                          衛生士 関口

 

  2013/03/06   ふくだ歯科