スタッフレポート

「コンクールクリーニングジェル」について、勉強会で発表して

主な成分

・高機能シリカ(清掃材)

・サンゴパウダー(研磨剤)

・ヒドロキシアパタイト(基材)

・モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)

・イソプルピルメチルフェノール(殺菌剤)

・トリクロサン(殺菌剤)

製品特徴

① 歯面に負担をかけず1本でPMTCが完了。

  汚れを吸着する高機能シリカ配合

② 使い勝手が良い

  ・飛び散らない

  ・歯面が見やすい

    ・歯の隅々に行きわたる

③ 後味スッキリ

     発泡剤無配合 グレープミント味

他のPMTCペーストと何が違うのか

一本でステイン除去から仕上げまでを実現する!

従来のPMTCペーストは粗研磨で歯面が粗造になるため、仕上げ研磨で滑らかに整える必要があり

ましたがクリーニングジェルは汚れを吸着する高機能シリカを配合し、歯面に負担をかけずに清掃

するため仕上げ研磨の必要がない。

どのようなメリットがあるか

長期メンテナンスでPMTCを繰り返しても歯面の負担が少ないため安心。

施術時間が短縮できるため、術者にとっても患者さんにとっても疲労が軽減する。

PMTCの三原則

1急がない

2傷つけない

3痛みを与えない

PMTCの三原則を守り患者さんに寄り添ったPMTCを常に心がけることが大切。

一人ひとりの患者さんに合わせたクリーニングを行うためには、口腔内の観察力やテクニックは

もちろんの器材の選択、使用方法も重要なポイントです。

・広範囲の薄い着色

ラバーカップを使用

歯面に密着しやすい柔軟性のあるラバーカップを選択

カップ内面にウィッグがついていると清掃性が高い

→ラバーカップを歯面に押し付けすぎず吸着ジェルをカップ内面でまんべんなくなじませながら清掃。

厚め(濃い)着色

プロフィーブラシ+スケーラーを使用

厚みのある着色は表面一層をあらかじめハンドスケーラーなどで除去したあとクリーニングすると

効率が良い

プロフィーブラシは歯面の凹凸部などカップが到達できない場所に使用すると便利。

ジェルはたっぷりめに使用してゴシゴシこすらないようにする。

感想

患者さんにコンクールクリーニングジェルを使用したPMTCを行った時に これはなんの味ですか?と

質問をされたときがありました。おススメしている歯ブラシや歯磨き粉の特徴を理解しておくのも

もちろんですが、患者さんに使用する材料などの 特徴やどういった効果があるのかもしっかりと頭に

いれて質問をされたときは正しい説明をしていきたいと思いました。

                                                                                                        歯科衛生士 加藤

  2017/03/08   ふくだ歯科
タグ:PMTC