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スタッフレポート

「PMTCは口腔衛生状態の改善にどれだけの効果があるのか?」について、勉強会で発表して

頻繁に引用されている論文を取り上げ、その結論からどう臨床に繋げると正しいのか解説。

PMTCには、一体どれだけの効果があるのでしょうか?その効果について調査した研究がこちらです。

研究内容…デンマークのある歯科大学で半年毎にメインテナンスに通う患者さんから、ランダムに30名を選出。その後、4mm以上のポケットが複数あった人やスケジュールが合わなかった人を除き、最終的に25歳から64歳の28名(男性15名、女性13名)を研究対象とした。

調査に先立ち、対象者全員にPMTCを徹底的に行い、プラークフリーの状態にした。1ヵ月後からスプリットマウス法(同一患者の口腔内で試験側と対象側を区別する方法)により、試験側にはPMTCを行った。一方、対象側には口腔衛生指導を含め何も行わなかった。その後1ヵ月毎に、試験側のみ徹底的なPMTC(ポリッシングペーストやデンタルフロス、エバチップ、ラバーカップを使用したDHによる清掃。プラークが落ちているかどうか赤染めで確認)を行い、4ヵ月後、8ヵ月後、12ヵ月後にプラーク指数を両群で比較。なお、評価者、分析者にはどちらが試験群であるかは知らせていない。

結果、両群に差は認められなかった。

 

☆PMTCをする事で、患者さんの口腔意識が上がる。

☆PMTCの実施に関わらず、毎月専門家が口腔衛生状態をチェックする事が大事、等様々な考察がされている。PMTCは、患者さんにセルフケアを行って貰う動機付けになる。しかし、プロフェッショナルケアだけで健康を保つ事は難しいと示唆。

☆PMTCで患者さんに「口の中がきれいになって気持ちいい」と思って貰ったうえできちんとTBIを行うと、モチベーションアップに繋がるだろう。

 

〈感想〉患者さんが少しでも自分の口腔内に興味を持ったり、セルフケアの向上に繋がるように、また、歯科医院に通院する動機付けのひとつとして、PMTCを引き続き取り入れていきたい。      衛生士 千田

  2014/10/26   ふくだ歯科