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体にやさしい歯科用CT導入しました

歯科用CT撮影を行うことにより、

・根管治療(歯の根の治療)

・歯周治療

・口腔外科治療(抜歯、インプラント等)

において、より正確な治療が可能となり、よりよい予後が得られると思われます。

病状によっては現在、保険で撮影可能で、費用は通常3,500円ぐらいです。

しかし、極力被ばく線量は低い方が好ましいと思われます。

 

通常、歯科用のCTの被ばく線量は

0.06~0.07mSvですが、当院の歯科用CTの被ばく線量は

0.015~0.03mSvであり、通常のものの1/4~1/3で撮影可能です。

 

mSv(ミリシーベルト):放射線が人に対して、がんや遺伝性影響のリスクをどれくらい与えるのかを

              評価するための単位

 

参考までに放射線被ばく線量について

6.9 mSv ・・・・・・・・・・・・胸部X線CT撮影(医科用1回当たり)

2.4 mSv ・・・・・・・・・・・・一人当たりの年間自然放射線量(世界平均)

2.0 mSv ・・・・・・・・・・・・頭部X線CT撮影(医科用1回当たり)

1.5 mSv ・・・・・・・・・・・・一人当たりの年間自然放射線量(日本平均)

0.6 mSv ・・・・・・・・・・・・胃のX線精密検査(1回当たり)

0.2 mSv ・・・・・・・・・・・・東京-ニューヨーク航空機往復時

0.06~0.07 mSv ・・・・・通常の歯科用CT

0.05 mSv ・・・・・・・・・・・胸のX線集団検診

0.03~0.04 mSv ・・・・・歯科パノラマ撮影(フィルム)

0.02~0.03 mSv ・・・・・歯科デンタル撮影(フィルム)

0.015~0.03 mSv ・・・・当院の歯科用CT

0.003~0.01 mSv ・・・・当院のパノラマ撮影(デジタル)

0.003~0.007 mSv ・・・当院のデンタル撮影(デジタル)

 

パノラマ撮影:お口の中全体を撮影

デンタル撮影:部分的(2~3歯)を撮影

 

上記のように、パノラマ・デンタル撮影においても、従来のフィルムを使用したものに比較すれば1/10~1/4の

被ばく線量で撮影可能です。

 

  2012/07/04   ふくだ歯科